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こんばんは、ライターの鯛です。

スーパーで100g100円前後で購入できる豚ロース肉。
分厚い豚ロース肉で作るトンテキや豚生姜焼きは多くの人に好まれていますが、焼き方を間違えるとパサパサで硬い食感に仕上がってしまいます。

しかし今回紹介する方法で調理すれば、安い豚ロース肉を霜降り牛並みに柔らかく仕上げることができます。
また、特別な調味料やテクニックは必要なく、焼き方を変えるだけで良いので簡単です。

今回は昨今の激辛ブームに便乗し、四川料理で人気のよだれ鷄をオマージュした「よだれ豚」を作りたいと思います。
鶏胸肉ではなく豚肉で作ることでよりジューシーでボリューム満点に仕上げられます。

とても簡単に美味しく作ることができるので是非試してみてください。

安い豚ロースで作る霜降り肉並みに柔らかい「四川風よだれ豚」

四川風よだれ豚とは、四川省でよく食べられているよだれ鶏をアレンジし、豚ロース肉を使って作る料理です。
ジューシーに焼き上げた旨味たっぷりの豚肉と、香辛料や薬味の風味が豊富な辛味ダレの相性が抜群で、その名の通り「よだれが出るほど」の美味しさです。

そんなよだれ豚の作り方を写真付きで詳しく紹介していきます。

材料

【肉】
・豚ロース肉 200g
A酒 大さじ2
A塩胡椒 小さじ1
A砂糖 小さじ1
【特製ダレ】
B醤油 大さじ2
B酢 大さじ2
B白ごま 適量
Bラー油 大さじ1
Bニンニクチップス 小さじ1
Bごま油

作り方

1.豚肉の筋繊維をカットする。
豚肉を柔らかく焼き上げるためには下処理が重要です。
豚肉は筋繊維が非常に多いため、そのまま焼くと縮んで硬くなってしまいます。

肉を焼いた時の収縮を抑えるために必要なのが筋切りです。

上記の写真のように、脂身部分に深く切れ目を入れ、赤身部分の片面にだけ格子状に浅く切り込みを入れましょう。

2.Aの調味料で肉に下味を付ける。
豚肉に下味を付けることでよりジューシーに美味しく仕上げることができます。
ジップロックに先ほど切り込みを入れた豚ロース肉とAの調味料を入れて約5分もみこみましょう。

ちなみに砂糖を使用していますが、砂糖には肉に含まれているたんぱく質と水分とを結びつける働きがあります。
下ごしらえの段階で肉に少量の砂糖をもみこむと、仕上がりの口当たりがよく、肉を柔らかくすることができます。

3.とにかく弱火で肉を焼いていく。
まずはフライパンの火を付ける前に豚肉を乗せます。

肉は急に高熱に触れると一気に縮んでしまうため、肉を入れる際は必ず火を消した状態にしておきましょう。

次に肉の上に少量のサラダ油をかけ、肉全体をコーディングするようにひっくり返します。

こうすることで肉汁が大量に流れ出るのを防ぐことが可能です。

そして、弱火でじっくりと焼いていきます。
火があまりにも強すぎると必要以上に水分が出てしまい硬くなってしまうので、低温でじっくり火を通していきます。

ひっくり返して両面がカリッとなるまで焼き上げればOKです。

4.特製辛味ダレを作る。
肉が焼けたらお皿に取り出し、肉から出た肉汁を使って特製ダレを作ります。
肉を取り出した状態のフライパンにそのままBの調味料を入れて加熱していきましょう。

この時は辛味ダレを少し焦がすようなイメージでやや強火にかけます。
こうすることでコクと甘味、食欲をそそる香ばしい香りを引き出すことが可能です。

5.お皿にトッピングすれば完成!
お皿にサラダを盛り付けてその上に焼き上げた豚肉を乗せ、特製辛味ダレを上からかければ完成!

まとめ

四川風よだれ豚は、鶏胸肉ではなく豚ロースを使っているためよりジューシーで美味しいです。
豚肉の固さを一切感じることなく、本当に霜降り牛を食べているような柔らかさを味わうことができます。

そして、旨味たっぷりの肉汁で作る特製辛味ダレとの相性も抜群です。
食欲がそそられる刺激的な辛さと香ばしい香りに、まさによだれが止まりません!

よだれ豚はとても簡単なので是非作ってみてください。

この記事を書いた人

24歳、元芸人ライター

腐っても鯛です
ブログ:鯛ライフを運営中。
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