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お肉食べたいお肉食べたいお肉……。
あ、どうも。とみえみさとです。

「なんでも良いから、とにかく美味しい肉を食べさせてくれ!!」時々こんな欲求が襲ってきます。
最近、ステーキ料理専門店や美味しいお酒とお肉が楽しめるバルなんかが流行っていますが、わざわざ出向くのが面倒。
特に休みの日なんかは、家でゆっくりTV観るなりネットサーフィンするなりしたいんじゃ~!でも美味しい肉は食べたい。

そんなわがままを叶えるべく、調理師の知人からレクチャーを受けながら、お店に出てくるような極上の柔らかい肉料理(ステーキ、ローストポーク、豚の角煮)を作ってみました。

1.放置するだけ!スーパーの激安肉で作るジューシーでとろける食感のステーキレシピ

第1弾は、スーパーの激安肉で作るステーキレシピです。

使う牛肉は外国産の見れば分かる安っいやつ、筆者は週1ぐらいしか料理をしないズボラ女ですが、それでもジューシーに作れます。
きっと誰でもできるので、ぜひお試しあれ!

1-1.材料(1~2人分)

赤身肉 1枚(厚さ2cm~3cm程度のもの)
牛脂(スーパーでもらえるアレ) 適量
塩こしょう 適量
ステーキソースや岩塩、ガーリックパウダーなど お好みで

ステーキに使う肉はサーロインやヒレ肉などがメジャーですが、今回は安さを求めてモモ肉をチョイス。
100g128円(税抜)、米国産の牛肉です。

1-2.作り方(下準備)

まずは、赤身肉を冷蔵庫から取り出し常温状態にしておきます。
牛脂は使うまで冷蔵庫で冷やしておいてくださいね。

包丁で繊維に対して垂直に切れ目を入れます。
赤身と脂の境目にある筋は、加熱すると縮んで肉が反り返り、均一に火が通らなくなります。
表面から見える白い筋や硬い繊維は切っておきましょう。裏面も忘れずに!

フォークや竹串などで突き刺してもOKです。
(写真ではわかりづらいですが……)
私はすっかり忘れていましたが、ここで塩コショウを振っておいてください!

冷蔵庫から牛脂を取り出して薄くスライスし、肉の上に乗せます。
牛脂は室温で溶けると乗せにくくなりますが、加熱で完全に溶けるのでそこまでキレイに乗せなくても大丈夫です。

肉をジッパー付きの保存袋に入れて密閉します。

水を張った低温調理器もしくはヨーグルトメーカーを57℃に設定し、2時間置いておきます。

この時、低温調理器(anovaなど)やヨーグルトメーカーがない場合は、炊飯器で保温モードをお使いください。
炊飯器の保温温度はメーカーによって異なりますが、多くのメーカーは60℃から設定できます。

今回はミディアムに仕上げますが、レアなステーキがお好きな人は55℃でお試しください。

「2時間待つのが面倒だから外食した方が早い」って?ばっかもーん!

家で作れば、待ち時間は完全フリー。
待ってる間は入浴でもゲームでも買い物でもなんでもできる、外食行くよりもはるかに効率よく時間を使えるではないか!
肉が加熱し終わるまでの2時間は、自分の好きなことに使いたまえ!

1-3.作り方(焼き~仕上げ)

保温後、肉の入った保存袋を取り出します。

表面に焼き目をつけるため、牛脂を敷いた強火のフライパンで5〜10秒ほどサッと焼き上げてください。

焼いたらこんな感じになります。今すぐ食べたいところですがもう少し我慢。
肉の表面が焼けたら、こしょうを振ってアルミホイルに包み、5分ほど休ませます。

肉の中の温度を下げることで、切った時に肉汁の流出を抑えることができます。
本当は10分以上しっかり休ませた方が良いのですが、早く食べたかったので待てませんでした……。

皿に盛り付けて完成、お好みでステーキソースや塩、わさびなど好きな味付けで食べるべし!

ベタですが、やっぱりステーキソースがおすすめです。
お肉の味を楽しみたい人は、シンプルに塩でお召し上がりください。

1-4.まとめ

265gで366円(税込)の安いモモ肉でも、肉汁が閉じ込められてここまでジューシーになります!
間違いなく、私が最近行ったステーキ屋さんに引けをとらない味です。

しかも、ガッツリ250g以上も食べられるなら言うことなし。
美味しい肉をお腹いっぱい食べたい時は、ぜひこの方法をお試しください!

2.1分で仕込んであとは放置!スーパーの激安肉で作る柔らかローストポーク


次は豚の肩ロースを使った、しっとり柔らかいローストポークのレシピです。

肉厚でボリューミーな豚肉を使うので、大人数でテーブルを囲むクリスマスディナーにぴったりの一品です。
もちろん、2人でワインを飲みながらじっくりお肉を楽しんでもOK!

レストランで出てくるオシャレなメニューが、今回紹介するレシピならとっても簡単に作れます。
ぜひ、お試しください!

2-1.材料


豚の肩ロース 1枚
A塩 豚肉に対し0.8%
Aすりおろしにんにく(チューブ可) 適量
Aローリエ 適量
Aこしょう 適量
バター 適量
B赤ワイン 大さじ3×人数分
B醤油 大さじ1×人数分
Bみりん 大さじ1×人数分

2-2.作り方


豚の肩ロースにAをまぶし、チャック付き保存袋に入れ、冷蔵庫で半日寝かせます。
余談ですが、素手でまぶすと手が恐ろしくにんにく臭くなるので、手袋があればつけて行うのがおすすめです!

半日後、冷蔵庫から保存袋を取り出し常温の状態にします。

低温調理器もしくはヨーグルトメーカーを58℃に設定し、5時間加熱します。
低温調理器がない場合は、炊飯器の保温モードでも作ることができます。

炊飯器の場合

熱湯を10分冷ましたお湯を張った釜に保存袋を入れ、3時間保温してください。
炊飯器の保温温度が設定できる場合は、70℃(低め保温)に設定しましょう。

5時間後、保存袋を取り出しバターを敷いたフライパンで表面に軽く焼き目をつけます。
この時、強火で5~10秒ほどサッと焼き上げる程度にしましょう。

Bを煮立ててソースを作ります。

皿に盛り付けた肉にソースをかけて完成!

2-3.食べてみました!

まず、切った時のしっとり感に感動します。
今まで肉を切ってここまでジューシーだったことはあるか?いやない!

身はとても柔らかく、とてもしっとりとした味わいです。
ところどころ感じる歯ごたえのある食感はパサツキではなく、肉が持っている本来の弾力を感じさせられます。

ローリエの香りやにんにくの旨さが肉の旨味を引き立てていて絶品です。
今回は赤ワインでソースを作りましたが、塩味はついているのでそのまま食べても美味しいですよ!

2-4.まとめ

今回は、クリスマスディナーなどに使えるローストポークのレシピをご紹介しました。
大きいサイズの豚ロースを使えば、パーティー仕様に作れるので、ぜひこれからのシーズンに作ってみてはいかがでしょうか?

時間はかかりますが、余計な手間がいらず簡単に作れるので、ぜひお試しください!

3.低糖質・油分カットでダイエット中でもガッツリ食べられる「とろける豚の角煮」


「ダイエット中だけど、たまにはこってりとしたメニューが食べたい!」と思うことはありませんか?
そんな時におすすめなのが、ガッツリ系和食の王道「豚の角煮」です。

豚肉の糖質は、脂身の多いバラ肉でも100gあたり、たったの0.1g!
糖質制限中に摂れるのは1日20gなので、豚肉が主役のメニューなら糖質制限中でもたっぷり食べることができるのです。

さらに、これから紹介する角煮は砂糖をラカントで代用し、豚肉の脂を大幅にカットして作るため、普通の豚の角煮よりもさらに低糖質でヘルシーに作れます!
材料を混ぜて炊飯器に入れるだけでできるので、ぜひお試しください。

3-1.材料(1人分)

豚バラ肉 200g
A水 150g
A醤油 20ml
A調理油 10ml
Aラカント 15ml
Aしょうが 適量

3-2.作り方

豚バラ肉をブロック状にカットします。

フライパンで、豚バラ肉に焼き目がつくまで火を通し、豚肉から出てきた油をクッキングペーパーで拭き取ります。

豚バラ肉の焼き方はNHK「ためしてガッテン」に掲載されているレシピを参考にしました。
最初に火を通しておくことで、豚バラ肉の脂肪を約29%カットすることができます。カロリーに換算すると、なんと104kcalダウン!
※豚バラ肉の脂肪分約20%、脂質1gあたり9kcalとして計算
参考サイト

Aを混ぜて調味液を作ります。
このレシピでは甘みを少なめにしているので、甘みがもう少し欲しい人はラカントの量を増やして調整してみてください。

チャック付きの保存袋に豚バラ肉とAを入れ、密閉します。

熱湯を常温で10分冷まし、炊飯器に流し入れ、豚バラ肉が入った保存袋をゆっくり入れます。
この時、やけどに十分ご注意ください!

炊飯器を保温モードにし、5時間置いておきます。
(温度が設定できる場合は、70℃もしくは低め保温のモードに設定してください)

炊飯器から保存袋を取り出し、皿に盛り付けて完成!

炊飯器に入れて放置しただけの角煮とは思えないクオリティーで、食べた家族全員が驚きました。
箸を入れるだけでホロっと崩れるような柔らかさ。たまらん……!

意外と味も中まで十分に染みていて、この角煮だけで満足のいく仕上がりとなりました!

3-3.まとめ


今回紹介したレシピなら、油分29%カット・低糖質なのに柔らかくて美味しい豚の角煮を作ることができます。
寝る前に仕込むと朝に完成するので、お弁当のおかずなどにもおすすめです。

炊飯器があれば簡単にできるので、ぜひ作ってみてください!

この記事を書いた人
とみえみさと

22歳。滋賀を愛し、滋賀に愛されたライター。
関西のおでかけ、グルメ情報の記事を中心に書いています。
ブログ「とみえライフ」を運営中。
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